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過払い金請求をしてもブラックリストには載らない?

過払い金請求をしたいけれど、ブラックリストに載りたくないからと躊躇している方はいませんか?
借金を完済している場合は、ブラックリストに載ることはありません。
しかし、返済中の過払い金請求はブラックリストに載るケースと載らないケースがあります。
では、いったいどんな状況の時にブラックリストに載るのでしょうか・・・。

先生―!借金を返済中に過払い金請求をしたらブラックリストに載るんですか?

載るケースと載らないケースがあります。借金を完済している場合の過払い金請求はブラックリストに載りませが、返済中に過払い金請求をした場合、返還された過払い金で残った借金の返済にあてても借金が残ってしまったらブラックリストに載ります。

借金を返済中に過払い金請求をする場合は、注意が必要ってことですね。でも、戻ってくる過払い金の金額がわからないと返還された後に借金が完済できるのか、できないのかがわからないですよね?

そういう場合は、引き直し計算をすればどのくらいの過払い金が発生しているかがわかるので、ブラックリストに載りたくない方は事前に計算をするとよいでしょう。

ブラックリストとは

ブラックリストとは、信用情報機関によって記録される情報のことで、実際にブラックリストというリストが存在するわけではありません。
ブラックリストに載るといわれるのは、借金の返済が遅れたり、債務整理などをした場合に、その情報が貸金業者により信用情報機関に登録されることをいいます。

任意整理や自己破産などの債務整理をおこなった場合は、信用情報機関に債務の圧縮をしたことを表すコード32というコード区分で登録されます。2007年以前までは、過払い金請求をした場合でも信用情報期間に登録されていましたが、2007年に撤回され登録されることはなくなりました。

契約の変更や契約の見直しをした場合はコード71で登録されます。
コード71は契約変更をした人を表すコード区分ですが、実態は貸金業者が過払い金請求をした人を見分けるためのものでした。
コード71があることによって、過払い金請求を躊躇していた方も多く存在し、2010年に金融庁で過払い金請求をした記録を信用情報に登録することが禁止されました。これにより、過払い金請求をしてもブラックリストに載ることはなくなり、過去に登録されている情報についても削除されました。

もし、過去に過払い金請求をしたことがあってブラックリストに登録されている場合は、ブラックリストに事故情報を登録した業者に事故情報取消し申立書を提出することで消すことができます。

信用情報機関について
信用情報機関は、JICC(日本信用情報機構)、CIC(株式会社シー・アイシー)、JBA(一般社団法人全国銀行協会)の3つの団体があり、それぞれ登録される情報が異なります。

JICCはアコムやプロミス、アイフルといった消費者金融や、エポスカードやセディナなどの信販会社が多数加盟しています。債務整理などの取引事実に関する情報や、契約の変更や契約の見直しなどの契約内容に関する情報などが登録されます。コード32やコード71はJICCが独自に扱うコード区分です。

CICはクレジットカードやカードローンの信販会社が多数加盟しています。アコムやアイフルなどの一部の消費者金融も加盟しています。クレジットカードの申込情報や、契約内容や支払状況を表すクレジット情報などが登録され、債務整理などの事故情報は登録されません。

JBAは銀行、政府関係金融機関、信用保証協会などが加盟しています。ローンやクレジットカードに関する情報が登録されます。任意整理の情報は登録されませんが、官報に掲載される自己破産や個人再生は登録されます。

ブラックリストに載ったらどうなる?

一度登録されると信用情報機関に一定期間保存され、借入をするときの審査材料になりますので、ブラックリストに載ると新たな借入ができなくなり、ローンを組むこともできなくなります。また、新たにクレジットカードを作ることもできなくなり、現在持っているクレジットカードは使用できなくなります。

ブラックリストに載ったら、「戸籍に記載される」「選挙権がなくなる」と思っている方もいるかもしれませんが、実際はそれらに影響はありません。ご家族に知られることもありませんのでご安心ください。

ブラックリストに載ると新たな借入やクレジットカードを作れなくなると上記では説明しましたが、業者によってはできる場合もあります。大半の業者はできませんが、年収や返済能力が高い場合や、家族構成や持ち家の有無など、個人の属性によっては新たな借入やクレジットカードを作ることができる業者もあります。

過払い金請求でブラックリストに載るケース

前述のとおり、過払い金請求をしてもブラックリストには載りませんが、それは借金が完済されている場合です。
借金を返済中の過払い金請求は、取り戻した過払い金が借金残高より少なく借金が残ってしまった場合、任意整理となるので、ブラックリストにコード32(債務整理)で登録されます。

借金を返済中でも取り戻した過払い金で借金がなくなった場合はブラックリストには載りません。しかし、司法書士や弁護士などの専門家に過払い金請求を依頼した場合は、一時的にブラックリストに登録されることがあります。
業者ごとに対応は違いますが、専門家が介入したらいったんコード32(債務整理)の登録がされ、過払い金請求の合意ができたらブラックリストから消されます。一時的にブラックリストに載るので、この時期にクレジットカードの更新がある場合は更新ができなくなる可能性がありますのでご注意ください。

借金を完済している場合は、過払い金請求をしてもブラックリストには載りませんが、返済中に過払い金請求をして、借金が残ってしまった場合は任意整理をおこなったことを表すコード32(債務整理)でブラックリストに載ります。

返済中の過払い金請求でも、取り戻した過払い金で借金がなくせればブラックリストには載りません。過払い金請求をしたいがブラックリストに載るのが不安な方は、一度、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみてはいかがでしょうか。